孝徳かうとく)” の例文
皇極天皇は、蘇我氏が滅んだ翌日、皇位を中大兄皇子に譲り給はうとしたが、皇子は叔父君たる軽皇子かるのみこを皇位に即け奉られた。これが、三十六代孝徳かうとく天皇である。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)