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嬾
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もの
ふりがな文庫
“
嬾
(
もの
)” の例文
春の夜を淋しく交る白い糸を、
顎
(
あご
)
の下に抜くも
嬾
(
もの
)
うく、世のままに、人のままに、また取る年の積るままに捨てて吹かるる
憂
(
う
)
き
髯
(
ひげ
)
は小夜子の方に向いている。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
姿勢を変えるさえ
嬾
(
もの
)
うく見えた男はただ
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
嬾
漢検1級
部首:⼥
19画