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始知佳麗也虚名
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はじめてしるかれいのまたきよめいなるを
ふりがな文庫
“
始知佳麗也虚名
(
はじめてしるかれいのまたきよめいなるを
)” の例文
趙甌北
(
てうおうぼく
)
が
呉門雑詩
(
ごもんざっし
)
に云ふ。
看尽煙花細品評
(
えんくわをみつくしてこまかにひんぴやうす
)
、
始知佳麗也虚名
(
はじめてしるかれいのまたきよめいなるを
)
、
従今不作繁華夢
(
いまよりおこさずはんくわのゆめ
)
、
消領茶煙一縷清
(
せうりやうすさえんいちるのせい
)
。又その
山塘
(
さんたう
)
の詩に云ふ。
老入歓場感易増
(
おいてくわんじやうにいればかんましやすし
)
、
煙花猶記昔遊曾
(
えんくわなほしるすせきいうのそう
)
、
酒楼旧日紅粧女
(
しゆろうきうじつこうしやうのぢよ
)
、
已似禅家退院僧
(
すでににたりぜんかたいゐんのそう
)
。
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
始
常用漢字
小3
部首:⼥
8画
知
常用漢字
小2
部首:⽮
8画
佳
常用漢字
中学
部首:⼈
8画
麗
常用漢字
中学
部首:⿅
19画
也
漢検準1級
部首:⼄
3画
虚
常用漢字
中学
部首:⾌
11画
名
常用漢字
小1
部首:⼝
6画