好々爺かう/\や)” の例文
奈良屋三郎兵衞は五十五六、江戸の大町人で、苗字めうじ帶刀たいたうを許されて居るといふにしては、好々爺かう/\やといふ感じのする仁體でした。
どこから眺めても好々爺かう/\やといふ様子で、あるじは云ふのだ。
南京六月祭 (新字旧仮名) / 犬養健(著)