女男松めおとまつ)” の例文
「ではまるで、方角ちがいを彷徨さまよっていたな。——だが子供、もう近いぞ。この川の流れに沿ってしばらく行くと、左の方へ登りになる。そこの三叉道みつまたみちから、おおきな女男松めおとまつのある方を望んでゆけ」
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)