“めおとまつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
夫婦松50.0%
女男松50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
道の曲りかどに高い夫婦松めおとまつの梢が蕭々しょうしょうと星にうごいている。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「ではまるで、方角ちがいを彷徨さまよっていたな。——だが子供、もう近いぞ。この川の流れに沿ってしばらく行くと、左の方へ登りになる。そこの三叉道みつまたみちから、おおきな女男松めおとまつのある方を望んでゆけ」
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)