“女媧氏”の読み方と例文
読み方割合
じょかし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
足あり、大磐石だいばんじゃくの如し。わずかに指頭を以てこの脚頭に触るれば天地震動、草木号叫、女媧氏じょかしいまだこの足を断じ去つて、五色の石を作らず。(九月十四日)
病牀六尺 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
ところが実際は女媧氏じょかしの時代から予期と違うもので、主人はまた失敗した。今度は北側から邸内を横断して表門から抜ける、表門をがらりとあけるから御客かと思うと桐畠の方で笑う声がする。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)