失業者しつぎょうしゃ)” の例文
なにしろおまつりのことだから、とまっている人たちも、ちりぢりにどこかへ行ってしまい、のこっているのは、失業者しつぎょうしゃみたいな男ひとりだった。
「イヤ早速さっそく、僕のお願いを聞きとどけて下すって有難うございます。これで僕も失業者しつぎょうしゃの仲間から浮び上ることができます」
恐怖の口笛 (新字新仮名) / 海野十三(著)