“太郎左衛門船”の読み方と例文
読み方割合
たろうざえもんぶね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この夕方、ここに寄る予定の便船というのは、つい昨日、堺港を出た太郎左衛門船たろうざえもんぶねのことで、それには、小倉へ下る宮本武蔵が便乗したと——早くも山陽の街道筋には知れ渡っていた。
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)