“天王社”の読み方と例文

読み方	割合
てんのうしゃ	100.0%

(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。

てんのうしゃ(逆引き)

蘇民の末は永く神の御庇護（ひご）を受けたということになっていて、現に今でも国々の天王社（てんのうしゃ）または祇園さんのお社から、授けられる疫病除（よ）けの守り札には、蘇民将来子孫也（そみんしょうらいのしそんなり）という文字を

年中行事覚書 (新字新仮名) ／柳田国男(著)

“天王社（天王神社）”の解説

天王神社（てんのうじんじゃ、てんおうじんじゃ）、天王社（てんのうしゃ、てんおうしゃ）は、牛頭天王・スサノオを祭神とする祇園信仰の神社。特に、津島神社（愛知県津島市）系統の神社にこの名称が使われることが見られる。他に祇園信仰に基づく神社名称としては、八坂神社（八阪神社・弥栄神社）、祇園神社、広峯神社、八雲神社、須賀神社、素盞嗚神社があり、時代や資料によって通用される。
現在の祭神は、牛頭天王を祭神とする神社は数社のみで、主に神仏習合で牛頭天王と習合されていたスサノオを祀っている神社が多く、明治の神仏分離の際、スサノオ以外に、古伝に記載された祭神に戻したりした神社もある。
(出典:Wikipedia)