“大露臺”の読み方と例文
新字:大露台
読み方割合
だいバルコニイ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
門を出て、昔十分休毎によく藻外と花郷と三人で樂しく語り合つた事のある、玄關の上の大露臺だいバルコニイを振仰いだ。と、恰度此時、女乞食の周匝めぐりに立つて居た兒供の一人が、頓狂な聲を張上げて叫んだ。
葬列 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)