大迷路ラビリンス)” の例文
どこまで行くか、どこで終るのか、形も蟻穴のように多岐怪曲をきわめた——『蕨の切り株』の地下の大迷路ラビリンスです。それも、上から水がくるために、絶えず形が変ってゆく。
人外魔境:05 水棲人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)