大蹈たいとう)” の例文
彼はある場合においては、他人の喧嘩を買うを辞せず、如何なる場合においても、自家の意をげ志を屈するが如きことなし。彼は世路せいろの曲線的なるに関せず、みずから直線的に急歩大蹈たいとうせり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)