大覇王樹おおさぼてん)” の例文
旧字:大霸王樹
宗助は自分が坂井の崖下がけしたの暗い部屋に寝ていたのでないと意識するやいなや、すぐ起き上がった。縁へ出ると、軒端のきばに高く大覇王樹おおさぼてんの影が眼に映った。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)