“大沼(おの)” の例文
赤城の山頂には火口原湖として大沼(おの)と小沼(この)と二つの湖水があった。頃はいつの頃か定かに判らないが、山麓の村の長者の家で十六になる美しい一人娘があった。或る時しきりに赤城の登山を望んだ。
生々流転 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)