大宰少弐だざいのしょうに)” の例文
それでも良範はまだ、大宰少弐だざいのしょうにぐらいまでは、勤めたが、純友にいたっては、伊予の僻地で——六位ノ掾という低い官位のまま捨て子みたいに、都から忘れられている。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)