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大嘘
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おほうそ
ふりがな文庫
“
大嘘
(
おほうそ
)” の例文
隣り町のお
華客
(
とくゐ
)
まで、酒を持つて行つて居るし、
丁稚
(
でつち
)
の品吉は、店から出たり入つたり、四半刻とも落着かないし、若旦那の眞太郎は、町内の櫻湯へ行つたといふのは
大嘘
(
おほうそ
)
で
銭形平次捕物控:331 花嫁の幻想
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
まるつ切り
大嘘
(
おほうそ
)
、質屋へ
資本
(
もとで
)
を廻して居るどころか、——その日の物には困らない迄も、暮しが贅澤なのと、娘のお才が派手好みなので、内々、腰の物までも曲げることがあると言ふ話——
銭形平次捕物控:030 くるひ咲
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
今路地の外まで
歸
(
けえ
)
つて來ると、變な野郎がウワウロして居るから、樣子を見てゐるうちに、お靜の話を聞いてしまつたよ、——八丁堀の旦那が、心祝ひに酒を下すつたなんて、そいつは
大嘘
(
おほうそ
)
だ。
銭形平次捕物控:083 鉄砲汁
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「シツ、一世一代の
大嘘
(
おほうそ
)
だ。
手前
(
てめえ
)
は神妙な顏をして引込んで居ろ」
銭形平次捕物控:078 十手の道
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
嘘
漢検準1級
部首:⼝
14画
“大嘘”で始まる語句
大嘘吐