“大万”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおよろず50.0%
だいまん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うでございます。昔は町中まちなかにあって、『大万おおよろず』と申しました。このステンショ近辺は汽車が出来てから開けたので、以前は田圃だったそうでございますからね」
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
「こないだの坂の上の旦那の家の建増しを大万だいまんの方に取られちゃったじゃねえか。働きが足りねえんだよ。俺が親方位になりゃあ、区内の仕事は一人で立派に引受けて見せてやるんだがな。」
少年の死 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)