塵埃屑ごみくず)” の例文
仮装の連中も観客の一人の影さえ、もう其処そこには見られなかった。ただ、一面に日の照らしが白く明るく、板と板との継ぎ目の塵埃屑ごみくずのにじみさえが光り耀いていた。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)