堅硬スタビリチイ)” の例文
時事新報は今日も猶彼れの議論を掲げて天下に紹介せり。彼れの論ずる所は雑駁ざつぱくにせよ、堅硬スタビリチイを欠くにせよ、其混々たる脳の泉は今日に至るまで猶流れてるゝことをなし。是豈驚異すべきに非ずや。
明治文学史 (新字旧仮名) / 山路愛山(著)