“城塞（じやうさい）” の例文

黄玉色（トパアズいろ）の薔薇（ばら）の花、忘れられてゆく傳説の姫君、黄玉色（トパアズいろ）の薔薇（ばら）の花、おまへの城塞（じやうさい）は旅館となり、おまへの本丸（ほんまる）は滅んでゆく、おまへの白い手は曖昧な手振をする、僞善（ぎぜん）の花よ、無言（むごん）の花よ。

牧羊神 (旧字旧仮名) ／ 上田敏(著)

“城塞”の意味

《名詞》
城塞（じょうさい）

城と砦。要害。
(出典:Wiktionary)

“城塞”の解説

城塞（じょうさい、en: citadel）とは、都市・町の一角に建てられた要塞を指す。城堡とも呼ぶ。都市の支配者・武力集団を堅固に防護する目的で建てられる。支配者が居住する城館を兼ねることも多い。日本で言うところの「城」に当たる。
城塞は、城郭都市全体を囲んで守る城壁（市壁）とは異なり、都市の一角に建つ。城塞には都市の支配者（軍隊・政治家・王侯貴族）を収納し、外敵や、もし都市住民たちから攻撃を受けた場合に、その攻撃からも守る目的を持つ。
(出典:Wikipedia)

城	常用漢字 小４ 部首:⼟ 9画
塞	常用漢字 中学 部首:⼟ 13画