“土気(トンパ)” の例文
碧眼玉(あおめだま)をギョロ付かした乗客が、吾(わ)れも吾(わ)れもと船長室へ押しかけて、土気(トンパ)色になった船長を取巻いて、ドウスルドウスルと小突きまわす。一等運転手と事務長が、仲に這入って間誤間誤(まごまご)する。
焦点を合せる (新字新仮名) / 夢野久作(著)