土坡口とばくち)” の例文
こぞって、大手の土坡口とばくちまで見送りに駈け出して来たのである。それは清洲城内の男の全部といってよい頭数であったが、わずか四、五十人足らずであった。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)