困憊期こんぱいき)” の例文
ようやくその政治力の困憊期こんぱいきにはいり、内にあっては百姓の窮乏を救うことあたわず、外にあっては諸外国の威嚇いかくに抗し得ず、日本国をしてまさに崩壊の危機に到らしめた間一髪に於いて
惜別 (新字新仮名) / 太宰治(著)