“因業面”の読み方と例文
読み方割合
いんごうづら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
稲富喜太夫は、真向額まっこうびたいを六月の太陽に焼かれて汗みずくになり、井上外記の因業面いんごうづらを眼の隅からながめては、ひとりで腹をたてていた。
ひどい煙 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)