器量好きりやうよし)” の例文
一つは田舍での器量好きりやうよしであるがためか隨分とその途の情も強い方で現に休暇ごとに歸つて來る私を捉へて、あらはには云ひよらずとも掬んで呉れがしの嬌態をば絶えずあり/\と使つてゐた。
姉妹 (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)