喰物しょくもつ)” の例文
殊に傭人等やといにんらは日々馬鈴薯と豆類のみを多く喰するをたのしみとするのみなるを以て、折には異る喰物しょくもつを大に楽とするのみなり。
関牧塲創業記事 (新字新仮名) / 関寛(著)
如何いかんせん精神上に於ける言うべからざるの欝を以てし、且つ全身は次第に衰弱して喰料を※じ、動作困難にして、耳鳴眩暈めまいして読書するにも更に何の感も無く、亦喰物しょくもつに味無く、只恍惚たるのみ。
関牧塲創業記事 (新字新仮名) / 関寛(著)