善巧ぜんぎょう)” の例文
「どういうことから自分が生まれるようになったのか、何の宿命でこんな煩悶はんもんを負って自分は人となったのか、善巧ぜんぎょう太子はみずから釈迦しゃかの子であることを悟ったというが、そうした知慧ちえがほしい」
源氏物語:44 匂宮 (新字新仮名) / 紫式部(著)