つひば)” の例文
そのなかを背の禿ちよろけになつた鳥が一羽、気忙しく飛び廻つて虫をつひばみながら、さも悲しくてたまらなささうに鳴きしきつてゐた。
独楽園 (新字旧仮名) / 薄田泣菫(著)