唐変木たうへんぼく)” の例文
旧字:唐變木
手前てめえが盗みをして置きながら、手前で人を呼びや世話は無え、唐変木たうへんぼくとは始めから知つちやゐるが、さりとは男らしくも無え野郎だと、おれは急に腹が立つたから、其処にあつた枕をひつ掴んで
鼠小僧次郎吉 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)