唐偏朴とうへんぼく)” の例文
唐偏朴とうへんぼくのあののっそりめに半口やるとはどういうわけ、日ごろの気性にも似合わない、やるものならば未練気なしにすっかりやってしまうが好いし
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
のろりのろりとしたたか清めて碁盤肌ごばんはだにでも削ろうかとひがみを云ったこともありました、第一あいつは交際つきあい知らずで女郎買い一度一所にせず、好闘鶏鍋しゃもなべつつき合ったこともない唐偏朴とうへんぼく
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)