味噌煮みそだ)” の例文
朋輩ほうばいはその小遣いを後生ごしょう大事ににぎって、一六の夜ごとに出る平野町の夜店で、一串二厘のドテ焼という豚のアブラ身の味噌煮みそだきや、一つ五厘の野菜天婦羅てんぷらを食べたりして、体に油をつけていましたが
アド・バルーン (新字新仮名) / 織田作之助(著)