オヤ)” の例文
そして何やら探す樣であつたが、取り出したのは一個の小さい皿——紅皿である、オヤと思つて見て居ると、つばに濡した小指で其紅を融かし始めて二度三度薄からぬ脣へ塗りつけた。
葬列 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
そして何やら探す様であつたが、取り出したのは一個の小さい皿——紅皿である、オヤと思つて見て居ると、唾に濡した小指で其紅を融かし始めて二度三度薄からぬ唇へ塗りつけた。
葬列 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)