合巻本ごうかんぼん)” の例文
部屋に夜具を敷いたままで、食休みをするとすぐ横になり、合巻本ごうかんぼんを読んだり、眠ったりした。
ちいさこべ (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
読んでいた合巻本ごうかんぼんをそこへ置くなり、顔をまっ赤にして逃げだした。
赤ひげ診療譚:06 鶯ばか (新字新仮名) / 山本周五郎(著)