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口喧
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くちやか
ふりがな文庫
“
口喧
(
くちやか
)” の例文
細君は珍しいおとなしい女で、
口喧
(
くちやか
)
ましい夫にかしずく様はむしろ人の同情をひくくらいで、ついぞ近所なぞで愚痴をこぼした事もない。
イタリア人
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
「かう倹約倹約つて、
口喧
(
くちやか
)
ましく絵具の使ひ方にまで干渉されるんぢや、とてもやりきれない。当分まあ、こんなことでもしておくんだね。」
茶話:07 大正十四(一九二五)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
人前も構わず
口喧
(
くちやか
)
ましく囀りかわすからで、黒いということが元来感心せぬ形容であったところから、一段とその誇張を促したものであろう。
野草雑記・野鳥雑記:02 野鳥雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
喧
漢検準1級
部首:⼝
12画
“口喧”で始まる語句
口喧嘩