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厓
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がけ
ふりがな文庫
“
厓
(
がけ
)” の例文
私はうれしさに我を忘れて一気に向うまで馳け抜けて見ると、丁度カステラの切り目そっくりな
厓
(
がけ
)
が目の前に切ったって居る。
追憶
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
春日町辺の本郷側の
厓
(
がけ
)
の下には水田があって蛙が鳴いていた。本郷でも、大学の前から駒込の方へ少し行けば、もう町はずれにて、砂煙の中に多くの
肥車
(
こえぐるま
)
に逢うた。
明治二十四、五年頃の東京文科大学選科
(新字新仮名)
/
西田幾多郎
(著)
厓
部首:⼚
8画
“厓”を含む語句
切厓
井川洗厓
玉厓
西厓
靄厓
高久靄厓