南鄭城なんていじょう)” の例文
南谷を渡って、魏延に一痛打を加え去った楊儀、姜維きょういらは、先を急いでその霊車を南鄭城なんていじょうの内に安んじ、さて殿軍しんがりが着くのを待って、魏延のうごきを訊いていたところであった。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)