南無三宝クンジョスム)” の例文
旧字:南無三寶
「なにそんな事があるものか。あの人たちは大変正直な人だ」といいますと、老婆は本気になりまして「南無三宝クンジョスム、もしこの事がいつわりであるならば私に死をたまえ」
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
チベットでは誓いの詞が幾種もあって「南無三宝クンジョスム」というのが普通で「母と離るアマ・タン・テー」とて、わが言うことの違えばわが最愛の母と死別れよというて誓うことになるのですが
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)