“十文半”の読み方と例文
読み方割合
ともんはん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その代り十文半ともんはんの甲の高い足が、夜具のすそから一本み出している。頭が出ていては起こされる時に迷惑だと思って、かくもぐり込んだのであろう。亀の子のような男である。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「わあ、十文半ともんはんじゃもん、わたしにでも大きいわ」
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)