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匱
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とぼ
ふりがな文庫
“
匱
(
とぼ
)” の例文
信順は平素命じて酒を絶たしめ、
用帑
(
ようど
)
匱
(
とぼ
)
しきに至るごとに、これに酒を飲ましめ、命を当局に伝えさせた。戸沢は当局の一諾を得ないでは帰らなかったそうである。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
天正十八年八月に家康は江戸に入つて、用水の
匱
(
とぼ
)
しきを憂へ、忠行に
諮
(
はか
)
つた。忠行乃ち仁治中北条泰時の故智を襲いで、多摩川の水を引くことを策した。今の多摩川上水が是である。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
匱
漢検1級
部首:⼕
14画
“匱”を含む語句
向匱
金匱
金匱私講抄録
鐘匱