“勝成”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かつなり66.7%
かつしげ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
六日黎明、基次、東軍大和口の先鋒水野勝成かつなり、本田忠政、伊達政宗等と片山道明寺附近で遭遇して激戦の末戦死した。
大阪夏之陣 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
明れば六日、早旦、野村あたりに至ると、既に渡辺内蔵助ただすが水野勝成かつなりと戦端を開いていた。
真田幸村 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
其頃、上使の一人として出陣した水野日向守勝成かつしげは、「我若き時、九州に流浪して原城の名城なるを知る。神祖家康公が高天神城を攻めた時の如く、兵糧攻めに如くはない」
島原の乱 (新字新仮名) / 菊池寛(著)