切妻板きりづまいた)” の例文
顎十郎は、ひょろ松のうしろについて、ノソノソと玄関の踏石へおりながら、切妻板きりづまいたのむこうの壁の凹所へこみのほうを眺めていたが、なにを見たのか、とつぜん
顎十郎捕物帳:14 蕃拉布 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)