分限者ブゲンシヤ)” の例文
私に、壱岐の島の民間伝承を調べる機会と、入費とを作つてくれたのは、此島を出た分限者ブゲンシヤで、島の教育の為に、片肌も両肌も袒いでかゝつてゐる人である。
雪の島:熊本利平氏に寄す (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
分限者ブゲンシヤや、高持タカモち百姓などが、むつかしい文句には無関心で、謡を謡うて居るのを聞いた時と同じ心持ちが、唐船や、小壺の場の長ぜりふの間に起りました。
芝居に出た名残星月夜 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)