分度器ぶんどき)” の例文
火炉かろのむしろに腰をかけて、仲よしの二人は久しぶりに向きあった。東京から買って来たお土産の分度器ぶんどき巻尺まきじゃくが五助をたいへんよろこばせた。
雪魔 (新字新仮名) / 海野十三丘丘十郎(著)