“冥路の国”の読み方と例文
読み方割合
セル・ミク・シュア100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
折竹も、感謝の気持溢れるようななかにも、氷海嘯のため、食糧の大部分をうしない、「冥路の国セル・ミク・シュア」探検を断念せねばならぬ、切なさ。
人外魔境:08 遊魂境 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
それだけでも、「冥路の国セル・ミク・シュア」は興味津々しんしんたるものなのに、一度折竹の口開かんか、そういう驚異さえも吹けば飛ぶ塵のように感じられる。
人外魔境:08 遊魂境 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
極北の神秘「冥路の国セル・ミク・シュア」は実在せり! エ・ツーカ・シューは死体のまま橇を駆り、晦冥かいめいの吹雪をつき氷のはてへと呑まれたのだ。
人外魔境:08 遊魂境 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)