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冒涜的
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ぼうとくてき
ふりがな文庫
“
冒涜的
(
ぼうとくてき
)” の例文
それは離屋を急に改造した庵室の仏壇の前で、
行
(
おこな
)
い済した姿の若い美女が、あられもない姿になって、紅に染んで死んでいる、恐しく
冒涜的
(
ぼうとくてき
)
な情景です。
銭形平次捕物控:182 尼が紅
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
お君は、朝夕どんなに
冒涜的
(
ぼうとくてき
)
なことをされたか、大きな眼からは思ひつめた涙が溢れて居るではありませんか。
銭形平次捕物控:264 八五郎の恋人
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
万七の
冒涜的
(
ぼうとくてき
)
な眼が、平次がやったよりも念入りに、娘の死体を改めます。
銭形平次捕物控:067 欄干の死骸
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
町役人と下つ引達が
冒涜的
(
ぼうとくてき
)
に眼を光らせながらさゝやきます。
銭形平次捕物控:160 二つの刺青
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
この
冒涜的
(
ぼうとくてき
)
な行法が、どんなに平次を
怒
(
いか
)
らせた事でしょう。
銭形平次捕物控:001 金色の処女
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
冒
常用漢字
中学
部首:⼌
9画
涜
漢検準1級
部首:⽔
10画
的
常用漢字
小4
部首:⽩
8画
“冒涜”で始まる語句
冒涜
冒涜者