円寂境えんじゃくきょう)” の例文
常に「白」の気韻きいんを香気を幻惑を愛する私にとって、これほどのこうごうしい魅惑はむしろ私を円寂境えんじゃくきょうの思慕にまで誘う。私はこれほどまでの石や砂の白い実相をかつて見たことがない。
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)