“えんじゃくきょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
円寂境100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
常に「白」の気韻きいんを香気を幻惑を愛する私にとって、これほどのこうごうしい魅惑はむしろ私を円寂境えんじゃくきょうの思慕にまで誘う。私はこれほどまでの石や砂の白い実相をかつて見たことがない。
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)