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六方者
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むほうもの
ふりがな文庫
“
六方者
(
むほうもの
)” の例文
ふたりの
六方者
(
むほうもの
)
を連れた小次郎の姿が、肩で風を切って、平河天神の鳥居の外へ消えてゆくまで——物陰から北条新蔵は見送っていた。
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「これくらいなことに恐れるようでは、剣術の稽古などはしないがいい。お前らは、
六方者
(
むほうもの
)
だの
伊達者
(
だてもの
)
だのといわれて、ややもすると、喧嘩するではないか」
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
六方者
(
むほうもの
)
は、単純である。市井の事々は複雑だが、その中を、単純に生きようというのが、男だてである。
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
六
常用漢字
小1
部首:⼋
4画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“六方”で始まる語句
六方
六方石
六方印