元三大師がんさんだいし)” の例文
または元三大師がんさんだいし角大師つのだいしを想像していたのも、起りはやはり尊い神の御子ということであったかも知れない。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
井手いでの蛙のひぼしかなとも評せられた、いわゆる角大師の像なども、中央では元三大師がんさんだいし良源りょうげんという名僧の肖像の如く言われたが、奥羽の北端と北九州の一部とでは、これが霜月三夜の神であるが如く
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)